【アメリカ留学】留学準備期間にしておく英語学習とは?

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留学情報

今回は、留学が始まるまでにどのような勉強をしておけばよいのか、また個人的に行っていた学習方法をお伝えします。

留学を視野に入れている方から入学を直前に控えている方まで共通する内容となっております。「まだ先の話だしな…」もしくは「今更始めても遅いよな…」と思われたとしても、私の座右の銘である"Better late than never"という言葉のように、まずは始めてみてください。

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留学準備の英語学習〜読み書き編〜

留学生として最も大事な能力をまず言っておきます。Reading&Writingです!英語でスムーズに会話できるかな…と不安に思われている方はご安心ください。会話スキルが低くても読み書きがちゃんとできればなんとかなります。むしろ会話ができても読み書きができないとクラスで好成績を取るのは難しいと思います。なぜかというと、成績の評価基準で最も大きい割合を占めているのが「テスト・課題」だからです。課題とテストさえできていれば総合成績でB以上は確定します。そしてその2つは基本的にエッセー型の課題と記述または選択型のテストとなっており、課題でWritingをしてテストはしっかり教科書をReadingしておけば大丈夫ということです!

それではどのように読み書きの勉強をするか、大きく分けて2つご紹介します。

1.事前英語研修

これは留学エージェントを利用してTOEFLスコア80点以上を持ち合わせていない場合に受講必須の英語学習プログラムです。ボリュームもしっかりあってアカデミックな内容となっているので、読み書きのトレーニングはこのプログラムでじゅうぶんに賄えると思います。ただこなすのではなく、Readingは単語力アップにも効果的なのでわからない単語があればその都度調べてオリジナル単語帳としてメモします。そして読むスピードは慣れで上達するものなので、真面目に事前英語研修を続ければ自ずと速度が上がっていきます。とはいってもすぐに実感できるものでもないので継続あるのみです!Writingは課題を提出すると数日後に添削されたものが見られるので、どういう書き方・表現方法が正しいのか細かくチェックしてください。そして、Writingは良い意味でも悪い意味でも自分のスタイルが顕著に出てしまうので、アウトプットで済ませてしまうと何を書いても同じパターンの文章になってしまいます… 少しでもアウトプットの質を高めたい場合、まずはReadingに力を入れましょう。様々な文章や表現に触れることがあなたのWritingスキルの引き出しにもなります。

こちらの事前英語研修は利用する留学エージェントによっては留学準備のプログラムに含まれてないこともあります。その場合はひたすらTOEFL対策の勉強をしてください。そもそもTOEFLとは大学生活で必要な英語力を問うアカデミックな試験ですので、TOEFLでReadingとWritingをそれぞれ20点以上取ることができれば基礎力としては問題ないです。それに留学する際、学校側から求められるTOEFLのスコアがないと入学できなかったり、入学できてもESL(English as a Second Language)という語学学習クラスを卒業しないと大学の授業は受けられないので、大学生活まで遠回りしないためにも早めにTOEFLの勉強を始めることをオススメします!

2.読書&感想文

いかにも「勉強」って感じが苦手な方にオススメなのが読書&感想文です。これはなにかというと、とにかく自分が読みたい本を読んで、読んだ内容や感想を書いてまとめるのです。※感想文と書いたがチャプター毎のあらすじでもよい。これはあくまで留学準備としての英語学習なので、読む本のカテゴリーは大学で学びたい内容に近いものがいいです。特に希望の専攻も決まっておらず、なにを読んだらいいのか分からないという方はこちらの本をオススメします

グローバルな環境で働く社会人に向けたビジネス洋書としてとても評価が高いです。英検やTOEICのテスト作成の経験もある、私の尊敬する恩師に勧められて出会った本でもあります。単語レベルもそこまで高くないので読みやすく、読書嫌いの私でも空き時間にずっと読んでたほど面白い作品です。

先ほど説明したように、ただ読むだけではなく知らない単語はオリジナル単語帳を作って記録し、どんどん吸収していきましょう。この本を勧めてくれた私の恩師も「単語力を伸ばしたいなら単語帳より読書だ!本から活きた単語を学べ」と言ってました。そして読んだ内容(チャプター毎)を自分の中でまとめてノートに書きましょう。本の中で覚えた新しい表現・単語のアウトプットにもなります。※書けないものは話せないのでSpeakingスキルにも繋がりますよ

留学準備の英語学習〜会話編〜

留学する上で読み書きができれば勉強はなんとかなると言いましたが、会話スキルはまず現地の友達を作る上で欠かせません。それに言うまでもないですが、友達作りに限らず生活する上で絶対的に必要です。机で勉強してコツコツ伸ばす読み書きと違って会話は実践あるのみです!会話表現・発音・話すテンポなど、暗記やイメトレだけでは現地で通用しません。日本に住みながらどうやって会話スキルを上げるか、私が留学中も実際に行っていた練習方法は以下の2つです。

1.オンライン友達

月額費用を払って受けるオンライン英会話もいいと思いますが、お金をかけずサクッと会話練習したいならアプリを使ってオンラインで友達を作りましょう。ちなみに私が利用していたのは「Hello Talk」というアプリです。

Home Page - HelloTalk
HelloTalk-Language learning app - learn a language by chatting with native speakers around the world. 言語学習アプリは、世界中のネイティブスピーカーとチャットして言語を学習します。 iOSとAndroid。

これは、あなたが「学びたい言語:英語、教えられる言語:日本語」と設定すると、世界中の英語を教える代わりに日本語を学びたい方とマッチングさせてくれる語学学習アプリです。アプリ内で電話もチャットも自由にできて、もしあなたが英語で間違った文法や単語を使ったときは相手に訂正してもらえる機能もついてます。電話はハードルが高いと感じる方はボイスメッセージでやり取りをすることもできますよ!無料で利用できるので暇つぶし程度に始めてみることをオススメします。※中には出会い系として利用されている方もいらっしゃるので女性はご注意を!

最近だとHello Talk以外にも似たようなアプリが出てきているので色々調べて試しながら、安心して使いやすいものを見つけてください。ただ、相手も教えるプロではないので本格的に学習したい方はお金を払ってオンライン英会話サービスを利用するのもアリですね!

2.独り言

リスニングを鍛えたい方には向いてませんが、特にスピーキングを伸ばしたい方にオススメなのが「独り言」です!これはどうするのかと言うと、ひたすら独り言を英語で言うだけです。例えば、朝起きてその日の予定を考えるとき、コンビニに行ってなにを買おうか悩んでるとき、お風呂に入りながら一日を振り返るときなど、生活しながら思ったことや考えたことをすべて独り言で発するのです。ちなみに私は英語力維持のためこれを今でも続けています。

状況によっては周りから変な人だと思われてしまうのでTPOはわきまえましょう(笑)なぜこの方法をオススメするかと言うと、Speakingの引き出しを広げられるからです。考えてなかったことや馴染みのない話をするときって日本語でも詰まっちゃいますよね。つまり、急に話す状況になったときのウォーミングアップのようなものです。友達とばったり遭遇して「週末なにしたの?」って急に聞かれても毎日その日を振り返って英語でアウトプットしていたら、頭の中に引き出しがあるので即答できますよね。ただここで注意してほしいのがむやみにアウトプットをするのではなく、独り言の際になんて言えばいいのか分からない表現があれば、「まず自分が話せる表現に言い換える。その後にどう表現すればよかったか調べる」ことを徹底してください。実際に、単語帳や本から覚えた単語より、アウトプットしながらもやもやした部分を調べたほうが頭に入りやすいです。

これは私だけでなく、様々な方(現通訳者など)も実践されてきた効果的な練習方法なので、騙されたと思って試してみてください!いくら独り言を言おうがタダなので。

おまけ:失敗だった勉強方法

おまけとして、これは失敗だったなという私の学習経験談をお伝えします。

それは、やたらと「スラング」を覚えることです。

スラングとは日本語で言う「やばい」「ぴえん」「つらたにえん」といった若者言葉であり、学校内やSNSでも使われているのをよく目にすると思います。私は当初、若者言葉をたくさん覚えれば現地で同年代のノリについていけるし会話でも役立つと思い、基本的な単語よりスラングを優先して覚えていました。

もちろん役に立たないわけではないし、チャットする際には便利だと思います。しかし、スラングとは基本的な会話が何不自由なくできて初めて本当に役に立つものです。仮に、日本に留学している外国人でまともな会話ができないのに「まじぴえん」って言われても、その場では笑えますがその場限りですよね。それに授業では一切役に立たないので、まずは正確な文法や単語でしっかり基礎を固め、スラングは現地での友達付き合いの中で学べばいいと思います。

まとめ

読み書き・会話編と2つに分けて留学準備期間のおすすめ学習法をお伝えしましたが、入学してからも継続してみてください。英語はどのスキルにおいても「慣れ」が重要となります。上記の方法以外でも身の回りを英語で固めてどんどん慣れましょう!

実際に私はiPhoneとPCの言語設定を英語に変えてますし、息抜きのYoutubeも海外のものばかり(ファッション、音楽、旅行系など)見ていました。

どれも急激に伸びるものではないので、焦らず地道にがんばりましょう。最初は自覚がなくとも、時間をかけて振り返ったときに成長を感じるものです。

それでは、

あなたにとって今日も良い一日でありますように、、、

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