【アメリカ留学〜正規入学編〜】失敗しない学校選びのコツとは?

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今回は数ある学校の中から失敗しない選び方についてお話します。

もちろん選ぶ基準は人それぞれでなにを重視するかによって行きたい学校も全く異なってきますよね。

※ここでの学校選びとはアメリカ国内の全大学の中からではなく、こちら↓の記事で説明した斡旋会社を利用した際にいただく「オファーリスト」の中からどう選ぶかということです!

まず、私が現地での生活や転校を経験して感じた学校選択において重視すべき点は大きく分けて「立地学校規模学費」の3点です。

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どんな立地がいいの?

ただ単に立地と言っても様々な要素があります。都会か田舎か、というのも要素の一つです。他にも「ここをもっと考えておけばよかった…」と少し後悔するようなことは入学して生活をする上で多々あります。なので私の経験から、判断基準にすべき立地の重要ポイントを2点に絞ってお伝えします!また、これらは単なる独自の判断ではなく留学友達の意見も取り入れてます。

1.空港から近い

これは遠回しにしがちな条件なのですが、無視しておくと後悔しますよ!斡旋会社を利用するとほとんどの場合は田舎の大学に入学することになります。私の場合、最初はケンタッキー州の大学だったんですけど、人より牛とか馬のほうが多いような町でした(笑)空港からは車で一時間ほどの距離ですが、そんな田舎町では学校までの交通機関は無いに等しく空港でタクシーを拾っても数万円かかります。入学や長期休暇のタイミングで基本的に学校がシャトルバスを用意してくれますが、もし飛行機が遅れてシャトルバスを乗り過ごしたら最悪です。それにシャトルバスの時間も限られるのでフライト時間によってはカーレンタルして友達に送り迎えを頼むこともしばしば、、、その点、転校先では空港から車で20分ほどの距離だったのでなにかトラブルがあってもタクシーで3千円弱払えば学校に着きます。アメリカの大学は休暇期間が長く旅行に行く機会も多いので、空港までのアクセスは入学するといかに大事か痛感します。

2.近くに大きめの街がある

近くというのはだいたい車で20分以内の距離です。また、大きめの街ってそのくらい?って思うかもしれませんが、基準としてはショッピングモールがあれば個人的に大きめの街と言えます。ロサンゼルスやシカゴのような都心部と比べればまだまだ田舎ですが… でもショッピングモールがあればじゅうぶんです!そのぐらいの街があると交通機関(バス)もありますし、Uberもすぐ捕まえられます。これがさらに田舎になると週末に出かけたくても、自分もしくは友だちに頼んで車を用意しなければなりません。入学当初はキャンパス内の寮に住むことがほとんどで、平日は日用品の買い物以外にキャンパス外に出ることは無いに等しいです。なのに週末も出かける足がないと気分転換が難しいですよね。ただ、いかにも街中だと夜も外が騒がしかったりトラブルに巻き込まれる危険もあるので、少し離れている(車で10〜20分程度の距離)ぐらいがちょうどいいと思います。あと、生活していると頻繁にウォルマートに行くことが多いです!なので上記の立地条件にプラスで車で10分以内の距離にウォルマートがあれば生活に困ることはないでしょう。

理想的な学校規模とは?

ここでの学校規模とは生徒数を基準として3段階に分けられます。生徒数〜3000人だと小規模、3000〜10000人程度だと中規模、10000人〜だと大規模です。

この生徒数によってキャンパス設備(教室、寮、食堂、ジム、図書館等)が異なります。これはあくまで一般論で、もちろん生徒数が少なくても設備の充実している学校もありますので実際に学校のホームページから調べてみてください。私は小規模と中規模の学校に通った経験があり、小規模から大規模の学校に転校した友達もいるのでそれぞれの特徴などをお伝えします。

1.小規模の大学

生徒数が少ないので基本的にかなりの田舎町にあることが多いです。そして私の経験上、嫌でも毎日同じ人と顔を合わせます(笑)キャンパスも狭く人と人の距離も近いので友達はできやすいですが、そのぶん苦手な人がいると気まずい思いもしやすいです。ですが、生徒数が少なく人同士の距離が近いということは教授との距離も近いということです。生徒数と教授数は比例するので、例えば一学期にビジネスのクラスを2つ受講して両方とも同じ教授だなんてことはよくあります。はっきり言ってこれは小規模であるが故の最大のメリットです!些細なことでも質問しにオフィスまで行きやすいですし、すぐ顔を覚えてもらえるので仮に「課題の提出期限忘れてた…」なんてことがあっても連絡一本で「OK!今週中に出してくれればいいよ」って言ってもらえます。とにかく融通が利きます。ただ生活する上で個人的に困った点が、設備数が少ないので勉強場所が限られていたり食堂の利用時間が短かったりジムが使えなかったりと、生活の融通が利かないことはありました。また、生徒数と専攻数も基本的に比例しており途中で専攻を変えたい場合、転校しなければ希望の専攻を受けられないこともあります。

2.中規模の大学

私が入学した大学が先に述べた小規模(生徒数2500人程度)で、転校した学校先が中規模(生徒数7000人程度)でした。生徒数が約3倍なのでそれだけ設備の数は多いです。いろんなタイプの寮があり、勉強場所に困ることもなく、好きな時間に食堂を利用できます。毎日同じ顔を見るなんてことはあまりありません。だからといって生徒数も極端に多いわけではないので友達を作る機会は多いです。フットサルに参加したり、ジムでよく顔を合わせたり、受講クラスがかぶったりと。途中で専攻を変更したいときでもだいたいの専攻は揃ってます。また、小規模の学校だと1クラス多くても30人程度ですが中規模だと50人超えのクラスもあります。教授が多くなっただけに融通が利くかどうかもその教授次第になってきますが、クラス規模は小規模の学校とそこまで大差ないので顔は覚えてもらいやすいです。それと、勉強とは関係ないですが設備も多いぶん学校内でバイトもしやすいです。留学生ができるバイトはすべてキャンパス内での仕事となりますが、カフェやファストフードなどの飲食店、食堂、オフィス、設備管理、校内パトロール、寮のマネージャーなど多数あります。大規模の学校だとバイトの枠もすぐ埋まってしまうようですが中規模なら意外と働きやすいかと思います。

3.大規模の大学

大規模の学校に関しては私自身通った経験がないので、小規模と大規模を経験した友達の情報に基づいてお話します。まず前提としてお伝えするのが、大規模な大学が最初のオファーリストに載ってあることはほとんどないでしょう。ですがもしあった場合について念のため書きます。まず生徒数も教授数も多いので専攻に困ることはほとんどないです。その数に応じてクラス規模も大きくなるので日本で言う一般教養(General course)のクラスだと100人を超えることもあります。なので、ただ出席するだけで顔を覚えてもらえることは難しくなりますし、基本的に求められる英語力も高くなります。そこで必要なのが積極性、つまり「顔売り」です!授業後など時間のあるときに積極的に教授に質問をしに行くことで覚えてもらえます。拙い英語でも必死に質問すれば良いんです。英語力よりもその積極的な姿勢が最も大事で、友人曰く、成績を見たときにテストのスコアに謎の上乗せポイントがあったみたいです。留学生の特権ですね(笑)また、教授との時間を確保することが難しい場合、100人を超える規模のクラスだとTA(教授のサポート役)の人がいるみたいで、教授の代わりにTAに積極的に質問をして仲良くなっておくのも効果的みたいですよ。友達作りの関しては、クラスがかぶることも頻繁にキャンパス内で会うことも少ないみたいなので、一度クラスが一緒で話すようになった人と関係を深めて友達を紹介してもらうというのがオススメみたいです。

※授業での積極性というのは大規模の学校に限らずどこに行っても大事で、テストや課題のスコア以外に授業参加への意欲も成績評価の大きなポイントになります。

学費で気をつけること

この学費というのは授業料だけではなく、学校に対して支払う年間総額を指します。もちろん寮費やミールプラン(食費)なども含まれます。

学校を選ぶ段階で基本的な年間費用と奨学金で免除された場合の年間費を見ることができます。ここで確認が必要なのは卒業まで最初に提示された奨学金が約束されているかです。在籍期間に応じて学費が増えたり、GPAによって奨学金が変わることおあるので注意が必要です。

そして、後々とても重要になってくるポイントが寮やミールプランです。基本、留学生が支払う「学費」には様々な費用が含まれており、奨学金自体は変わらないのに2年目から学費を数十万安くすることができます。そこで大事なのが先に述べた「寮・ミールプラン」です。入学して最初の1年間は寮に住んで学校の食堂を利用するのが無難です。それに新入生は寮に住しか住めないという学校がほとんどでしょう。ですが、はっきり言って寮も食費もかなり高いです…そして食堂のご飯は残念ながら大抵美味しくないです(笑)ですが、現地の生活に慣れて、2年目から友達とキャンパス外で部屋を借りて住み、ミールプランを解約して自炊すれば結果的に2割ぐらいは学費を浮かすことができます。私が入学した学校では、留学生は寮以外に住むことは許されずミールプランも解約できなかったので、自炊しているのに学校に食費を納めていました。以上2点の融通が利くかどうかも判断材料として確認しておいてください!

まとめ

学校を選ぶ上で「立地・学校規模・学費」の判断基準をご理解いただけましたでしょうか。個人的には空港から近い中規模の学校(寮・食事の選択は自由)は何不自由なく生活でき満足でした。ただ、人によっては「そんな条件が揃ってなくても最高な学校生活だった」という意見もあるので、あなたがどのような生活を送りたいかというイメージが最も大事です!それでも、出発前に抱いたイメージと違ったな〜というギャップを少しでも減らすためにもこの記事を参考に学校リサーチを行っていただければと思います!

それでは、

あなたにとって今日も良い一日でありますように、、、

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