この記事では大学進学のタイミングでアメリカの大学に留学を考えている方々へ、準備・手続きは個人手配がよいか、斡旋会社を利用するのがよいか、それぞれのメリット・デメリットを比較して説明します。
また、私がどうやってアメリカの大学に入学したのか、という体験談も含めてオススメな方法を伝授します!
個人手配のメリット・デメリット
- メリット
- 自分で本当に行きたい学校を選べる
- 留学準備費用が安く済む
- 自己解決能力が身につく
- デメリット
- 不合格の恐れがある
- 必要書類の準備が面倒
- なんだか心細い
以上のように個人で行うということはその分自由だということです。アメリカにあるすべての大学に入学できるチャンスがあるということですから、出願費用はかかりますが少しでも興味のある大学には片っ端から出願できます。あなた次第ではハーバード大学に入学も実現可能です。また、基本的に斡旋会社に頼むと数十万円(私の場合90万円程度)というお金がかかりますが、そのお金もかかりません。出願から入学までの書類などはすべて英語で、専門的で難しい単語も多いですが、その分語学面や精神面において入学前に自身を鍛える良い機会であることは間違いないです!
その反面、「アメリカの大学は入学は簡単だけど卒業が難しい」なんて言われていますが、それはあくまで一般論です。あなたの行きたい大学が日本でも知られているような有名大学だともちろん不合格となる可能性は高まります(※UCLAは現地生徒を含めた合格率20%未満)。日本で無名の大学でもアメリカ国内(もしくは州内)だとレベルが高いなんてザラです。また、ともに留学をする仲間や先輩と知り合える機会が少ないのも心細いですよね… ただこの問題は、あなたが入学予定(希望)の学校をSNSで調べてその学校に在籍する日本人生徒(外国人でも)を見つけて連絡することができればひとまずクリアでしょう。
斡旋会社を利用するメリット・デメリット
- メリット
- 確実な返済不要の奨学金制度
- 留学準備から卒業までサポートしてくれる
- 留学仲間や先輩と繋がれる
- デメリット
- 留学準備費用が高い
- 行ける大学が少ない
学費って一体いくらかかるんだろうと不安な方に大きな味方となるのが返済不要の奨学金支給です。奨学金協会とつながっている斡旋会社であれば一般的に年間費用の50%を免除してくれます。私も最初に入学した学校では年間400万円かかる学校を200万円程度の費用で通っていました。また、入学までの全プロセスをサポートしてくれます。必要な書類は全部英語ですし、もちろん留学をするのはあなた自身ですから、書類にはちゃんと目を通して何が書かれてあるのか確認(分からない単語は調べる)はするべきです。ですが書類の中には医療診断書や推薦状など重要なのに面倒なものも含まれてあるので、問題なく決まった時期に入学することを最優先としたときに、高いお金を払う価値はありますよね。入学したからバイバイ、なんてことはなく連絡一本で学校生活の悩みや相談も聞いてくれますよ!それに、同じ時期に留学する仲間や留学中の先輩との繋がりもできるので、お互い意識を高め合ったり現地生活の具体的なアドバイスをもらえます。
斡旋会社を利用する上で気になるのは「費用が高い・大学の選択肢が狭まる」といった二点しか思い浮かびませんが、これってすごい大事な要素ですよね… お金のことは言っても仕方ないのですが、問題は入学先の選択肢です。斡旋会社って提携大学と留学希望者を結ぶ役割なので、提携のある大学ってなると選択肢が狭まるってことは理解できますよね。旅行先で人気があるような都心部の学校ももちろん極々少数です。って言っても提携大学は200校以上あります!ただ誰もが羨むような有名大学はありません。
結果的にどちらがいいの?
先に言っておきます!これはあくまで主観ですが、斡旋会社を利用することをオススメします!
とは言ってもどの会社を利用するかで話はだいぶ変わります。もちろん私も人生一周目なので実際に利用した斡旋会社しか詳しく知りませんが、個人的に満足度が高かったので紹介させていただきます。
私が利用したのは「青少年異文化交流推進協会(IYEO)という機関で、本部が私の出身地である広島にあります。「アメリカンドリーム 留学」と検索すれば出てきますが、以下URLから詳しい情報をご確認ください。
留学についての無料カウンセリングから現地で生活を始めるまで細かいサポートをしてくれます。本部は広島とありますが、遠方にお住まいの方でもスカイプでやり取りができます。また、代表の方が一人ですべてのサポートをしてくださるのですが、この方のお話はお金を払ってでも聞く価値があります!華やかなエリート生活を送ってました〜なんて生ぬるい話ではなく、留学中にどん底生活を味わいながらも死に物狂いでアメリカンドリームを掴み取ったお方です。私も留学生活中にモチベーションの上がらない時期がありましたが、この方のお話を思い出して自身を奮い立たせてました!ここまで力が入ると宗教っぽく聞こえちゃうかもしれませんがその点ご心配なく(笑) 彼の教え子たち(私の先輩方)も素晴らしい方ばかりで今でも刺激をもらってます。
そこで、先ほど述べた斡旋会社を利用するデメリットについてですが、これは正直あなた次第で解決できてしまいます。
1.費用が高い
この点に関しては、留学準備費用が覚えている限りで総額90万円ほど(保険料やVISA申請費は除く)だったと思いますが、このうち「事前英語研修」というものが40万円ほどを占めています。結論から言うと、TOEFLで80点以上のスコアがあればこの研修は免除されます!つまり約40万円を支払う必要がないのです。ただ、いきなりTOEFLで80点以上を取るのはかなりハードルが高いです… そのスコアを取れない方に対して、事前研修を受けることで「留学に必要な英語力があります」と証明する必要があるのです。この研修に関してはまた別の記事で詳しく取り上げますね。それに留学準備でお金がかかってしまっても返済不要の奨学金が支給されるので、4年間の学費などトータルで考えれば安く済む可能性が高いです。
2.行ける大学が少ない
この問題に関して、なぜ少ないかというと私が利用した斡旋会社では奨学金協会と提携を結んでいる大学しか入学できないからです。更にいうと提携校ならどこでも行けるというわけではなく、あなたの履歴書・高校の成績・エッセイ等、出願の際に提出する書類に基づいて各提携大学からオファーが来ます。たしか私の場合15校ほどで、オファーを受けた学校だと不合格の恐れはほぼありませんし卒業まで返済不要の奨学金が得られます。だとしても「もっと選択肢が狭まるじゃん…」と思われるでしょうが、ご安心ください。これはあくまであなたが入学する学校なだけで、入学先で1年過ごして環境を変えたくなったら違う学校に編入してしまえばいいのです!私の先輩でも途中からUCLAやコロンビア大学に編入して卒業された方々がいます。私自身も転校を経験してますが、話が長くなってしまうので転校のこともまた別の記事で詳しく取り上げます。
まとめ
いろいろと書かせていただきましたが、事前英語研修費用を除いても斡旋会社を利用するとお金はかかります。なので、大事なのはそこの判断であなたがなにを優先するか、です。できるだけお金をかけず自分が本当に行きたい大学に入学したいのであれば個人手配がいいでしょう。一方で、できるだけトラブルは避けて安心して留学生活を始めたい方は斡旋会社の利用をオススメします。
ただ、ここで注意していただきたいのが奨学金です。個人手配だと準備費用が安く済むと述べましたが、斡旋会社を利用した際の不要返済の奨学金が個人手配でも同様に保証されるかどうかは私も分かりません。
ざっくりした説明だったので分かりづらい点もあるかとは思いますが少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
それでは、
あなたにとって今日も良い一日でありますように、、、