少しでもネイティブに近づく発音のコツ 〜アメリカ英語・基礎編〜

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英語学習

こんにちは、kotaです。

今回は英会話において、少しでもネイティブっぽく発音するためのコツをお伝えします。

とは言っても私はネイティブスピーカーではありませんし、発音分野をすべてカバーするのは難しいです。しかし、基本的なところを意識できればネイティブっぽく発音できるようになります。

実際に私がアメリカにいた頃、現地の外国人(おそらくアフリカ人)に「子供の頃からアメリカに住んでいるのか」と聞かれたことがあります。日本語訛りがなかったからアメリカで育ったのだろうと思ったみたいです。もちろんアメリカ人からしたら完璧な発音ではないですし、私が日本で育ってきたことは明白だと思いますが、英語を第二言語とする人は騙せるレベルになります(笑)

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日本人はなぜ発音が苦手なのか?

そもそもなぜ苦手なのかというと、ちゃんと習っていないからです。これは言い換えると「ちゃんと発音できる人に教わっていない」ということです。学校でも単語とその発音は授業で教わりますが、教えている先生が発音できていないことがほとんどです。もちろん教師の読み書きレベルは相当高いと思いますが、それと会話(発音)は全くの別物です。

我々日本人は発音が苦手なせいで英語を話すことさえ躊躇してしまいます。発音なんて気にするな!と言いたいのは山々ですが、気にしなさすぎると相手に伝わらないですからね。改善できるところはしていきましょう。

発音で気をつける4つのポイント

1.R/L の違い

RもLも日本人の感覚からすると「ラ行」の音と同じだと思えます。なので普通に読むと rice も lice も「ライス」となりますが、発音ができないと飲食店で恥を晒すことになります。rice は皆さんご存知の「米」ですが、lice だと「シラミ」を意味します。なのでRとLの発音ができないと、飲食店で Can I have some rice? と頼んだつもりが相手には「シラミをいただけますか」と聞こえてしまいます。

R:発音のコツはラ行の音の前に小さく「う」を入れ、ラ行を言うときは舌を丸めて舌先を喉の方に持っていきます。その状態で rice を発音すると「ぅらいす」となります。このとき「ぅ」は相手に聞こえない程度に入れると自然です。

L:ラ行本来の音に近いですが発音のコツとしては、ラ行を言う前に舌を上前歯の裏にくっつけておき、ラ行の音を出しながらくっつけた舌を離します。試しにラーラーラーと続けて言いながら練習してみてください。

2.THの音

これは日本人が最も苦手とする音だと思います。ただ、この発音ができるかできないかで聞こえ方が全く異なります。

発音のコツとしては、スーと言いながら舌先を軽く前歯で挟みます。挟んだ状態で「ス」と言うとすぐ挟んだ舌を抜きます。これでTHの音を少しでも掴めたら、先ほどのRの音と組み合わせて three と発音してみましょう。おそらく「th(ぅ)りぃ」のような音になり、発音の違いが主観的でもはっきりと分かるはずです。「ス」だけでなく「ザ」や「ゼ」でも同じ方法で練習してみてください。

3.B/V の違い

これらも日本人の感覚だと「バ行」と同じ音ですが、それぞれの音を聴き比べると全く違います。私たちが普段使う横文字でもバリュー、ボリューム、ネイティブなどは全てVの音なのでBに近いバ行の音で発音すると伝わらないことがあります。

B:ただバ行の音を出すのではなく、まず上下の唇をくっつけて閉じます。そして息を押し出し、閉じた唇を弾き出すように発声します。なるべく力を入れずに口を軽く丸めるとやりやすいですよ。

V:イメージは電話のバイブレーションを真似するとVの発音になります。やり方としては、口を軽く開き上前歯を下唇にくっつけたまま音を出します。発声したときに下唇の振動を感じられたら正解です。

4.F/Hの違い

FとHの発音をしっかり使い分けることは大事な基本要素ですが、これまでに説明した3つに比べると難易度は低いです。ちなみに英語を話すときにFの発音を意識せずできるようになれば、日本語のファ行の音が出せなくなりますよ(笑)

F:口の形はVと同じです。ただ、Fの場合は下唇を振動させず弱い息を吐きます。息を吐いたときに上前歯と下唇の間から空気の漏れる音がしたら正解です。その状態で「ふぁ、ふぃ、ふぇ、ふぉ」と発声してみてください。一緒に空気の抜ける音も混じって聞こえるはずです。

H:こちらは普段使っているハ行の音と同じなので問題ないですね。

ちゃんと発音できてる?

ここで説明した発音の仕方が理解できたら実際に発音できているか確認しましょう!

たとえば、ここで説明した発音が織り交ぜられている brother, vocabulary, flower, three などは練習に使えますね。実際に発音したものを録音し、ネイティブの発音と聴き比べてください。口の形や下の位置が少し違うだけで音も変わるのでご注意ください。

それでは、

あなたにとって今日も良い一日でありますように、、、

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