こんにちは、kotaです。
今回は、留学期間中に他の大学に編入したいと考えている方に向けた記事となっております。
転校のきっかけとしては主に以下の4つでしょう。
- とりあえず環境を変えたい
- 部活または勉強でレベルの高い学校に行きたい
- 学費の安い学校に行きたい
- 学びたい専攻がある学校に行きたい
ちなみに私が転校を決めた理由は、学校生活がマンネリ化して環境を変えたかったからです。
転校を希望する理由によってとるべき手段も変わってきます。
周りに転校した人がいなくてどうすればいいかわからない… そんな方の参考になれば幸いです。
まず、転校の方法は大きく分けて2つです。
転校の方法:2パターン
1.個人ですべて行う
留学開始時と比べてアメリカ現地の生活にも慣れた頃だと転校手続きを自力で行うのはさほど怖くないでしょう。そして行きたい学校も一からすべて自分で探すわけです。アメリカ国内の大学数は5000近くあるので、よっぽど厳しい希望条件を設けない限りは選びたい放題です。個人的にこの学校探しは引っ越しの際の部屋探しの感覚でとても楽しかった思い出があります(笑)
私も周りの友人も利用していた学校探しにオススメのサイトを載せておきます↓
このサイトはトップページのフィルターで学校の規模・立地・学費・専攻種類・クラブ活動・人種構成など、様々な条件を細かく設定できますので、より理想に近い学校探しが簡単にできます。
条件にマッチする学校を見つけても「自分にどれだけの奨学金が出るか、どの程度の成績(英語力)が求められるか」を調べる必要があります。不明点がある際は学校に直接メールを送って確認するのがよいでしょう。
2.エージェントを利用する
留学開始時に留学エージェントを利用した方は転校する際にも利用することができます。ただし、追加費用で転校手数料77,000円かかります。
※留学開始時のエージェント利用に関してはこちらに記載しております↓
エージェントを利用する際には特に難しい資料は必要ありません。プロセスとしては、まずエージェント会社に在籍している大学の成績証明書と2年以内に受験したTOEFL / IELTSのスコアを提出して大学からのオファーリストを待ちます。オファーリストが届いた後に、出願書・残高証明書・大学の成績証明書などの書類を用意するのみです。※これらで全てではないが難しいものはありません
どちらの方法を選ぶべき?
私は2つの理由からエージェント利用を選びました。
1つ目は、何も問題なく卒業することを優先に考えていたからです。個人と大学との直接的なやりとりの場合、なにかしらの問題が起こる可能性が高いです。知人の話だと、今まで支給されていた奨学金が急に支給されなくなり、学校に問い合わせたら学校側のミスだったり…と。そのような経験は今後の糧になるので避けるべきではないと思いましたが、お金のトラブルは面倒なので転校手数料を払ってでも卒業まで奨学金が保証されるエージェント利用を選びました。
2つ目は、勉強が忙しかったからです。最初は自力で転校しようと学校探しをしていましたが、学校によって奨学金の仕組み・入学条件・学校設備など分かりにくいところが多々あります。気になる学校はホームページから情報を集めたり、在学中の生徒をSNSで探して直接連絡を取ってみたりしました。しかし、学校数が多すぎて優柔不断な私にはとても手間がかかり、課題に充てる時間が削られていました。転校するためには好成績が必要なのに勉強時間が削られるのは本末転倒だと感じたこともエージェント利用を決めた要因です。
だからといってエージェント利用を勧めているわけではありません。私は日本人のいない学校に行きたかったのですが、エージェント利用でオファーが来る学校にはどこも少なからず日本人生徒がいます。※学校によっては2,3人のところもある それにエージェント利用だと、SUNYのような少し有名な学校からはオファーが来ましたが難関大学からのオファーは来ないです。
私は環境を変えたいという理由だったのでエージェントを利用しましたが、スポーツや勉学で高みを目指したいという方は自分で探したほうが絶対にオススメです!
ただ、学費を抑えたいし学校とのトラブルは避けたいという方はエージェントを利用して問題ないと思います。
転校する際に注意すべき3点
1.授業の成績
他の大学に転入する際の条件としてTOEFLスコア以外に履修必須クラスの成績が必要になります。転入に必須な履修クラスとは主に、Writing composition、Speech、Mathematics (Algebra) の3つとなります。クラス名や履修必須クラスの種類は学校によって違うので、なにが必要になるのか確認しておきましょう。また、これらのクラスの成績が良ければTOEFLスコア免除になる場合もあるので、少しでもいい成績が取れるように取り組むことをオススメします。
2.単位移行の確認
学校によって具体的な数字は変わりますが、転入される際に移行できる単位数は基本的に60単位までと決まっております。アメリカの大学は日本と違って卒業に必要な単位数(約120単位)を取得できれば卒業となるので、3年で卒業する人もいれば5年かかる人もいます。1年を2学期で分けた際に「1学期15単位×8学期=120単位/学期」で卒業までに4年かかるのが基本です。90単位取って転入したら新たな学校では1年頑張れば卒業だと思っていても可能な単位移行数が60単位だと30単位は捨てることになるので、時間とお金を無駄にしないよう注意しましょう。
※同じようなクラスを履修していても学校によってクラスの難易度や内容が異なると単位移行が認められない場合があります。クラスの難易度が違う場合は仕方ないですが、クラス名が異なっていても同じような内容であれば単位移行できるので、履修クラスの内容を証明するために在籍している大学で受けたクラスのシラバスはすべて保管しておくように!
3.申請期限
こちらも学校によって細かな日程は異なるので事前に調べておく必要がございますが、基本的に転入申請ができる期限は転入を希望する学期開始日の3ヶ月前までとなっています。個人で転入手続きを行う場合、多数の志願者が集まる学校だと申請書の見落としも起こる可能性があります。なにかトラブルがあった際には学校に問い合わせたり手続きをし直す時間が必要になるので、期限まで時間があったとしても余裕を持って申請しましょう!ちなみに転入を予定している学期開始日の1年前から申請は行なえます。
まとめ
転校するべきだなんて思ってはいませんが、せっかく海外留学をしているわけですから、限られた時間内で色々な経験をしておくことは大事だと思います。そして、その経験のひとつに転入があると思います。私自身、転校を経験して出会う人や環境がまったく変わったので、いい意味でも悪い意味でも新たな経験ができました。私の留学時の先輩で、大学生活なんてあっという間だったし転校しておけばよかった…と少し後悔されている方もいます。
今の学校に満足して生活も充実されているなら転校なんて必要ありません。そんな環境にいるあなたはラッキーです。今すぐ周りの人に感謝してください(笑)
ただ、転入したいけど学校選びで悩まれている方に言っておきたいことがあります。学校レベル・立地・設備などは選ぶ際の大事な要素ではありますが、これらが揃っているから充実した学校生活を送れるわけではありません。結局のところ「あなたがそこでなにをするか」が最も重要なのです!
私の好きな言葉で「正解を選ぼうとするのではなく、あなた自身の選択を正解にしなさい」という伝えがあります。理想の学校や場所に行くことをゴールにするのは危険です。理想と現実が違うことは当たり前な世の中なので… そんなことで一喜一憂するより、あなたがたどり着いた場所をあなた自身の力でいかに豊かにするか考えた方が楽しいですし、それができればどんな環境でもあなたの良さを発揮できるはずです!
私もそんな人間になりたいなぁ。~kotaを~
それでは、
あなたにとって今日も良い一日でありますように、、、